アスクルの個人向け「ぽちっとアスクル」と法人向け「アスクルアリーナ」。それぞれのカタログでコピー用紙から家具、スイーツ、医療品まで、オフィス使うものならで何でも注文できる。そしてポイントも貯まる。
アスクルは、個人向けとSOHO(個人事業主)向けのインターネット通販サイト「ぽちっとアスクル」(2007年11月30日までポータルアスクル)と、法人向け(一括購入)の「アスクルアリーナ」(askul arena)があります。もともとはあの総合文具メーカー、プラスの通販事業部で、今では独立していますが、現在でもプラスの子会社だということは、あまり知られていないことですね。そのため文房具はプラスのものが多いようです。よく、価格面が安いことから100均スーパーと比較されますが、プラスの製品が多いことから、品質面ではアスクルのほうがお勧めできます。返品もできますし。ユニークなのは社名の由来です。プラスで首都圏の事業所を対象に文房具の配達・通販のアスクル事業を開始した頃、翌日配送を実現したこと(注文したら「明日来る」ということ)から「アスクル」と名づけたのだそうです。
「アスクル」と社名にできるほど確実に「明日来る」を可能にしたのは、東京(江東区青海)や大阪(此花区舞洲)など都市部に大規模な物流センターを構えたことと、町の文具店など地元に密着した小規模小売店などと代理店契約(エージェント)してシステムに取り込み、親会社のプラスなどのメーカーと、自社流通だけでない既存の各地元小売業態との共存共栄を図ったことが成功の要因だといわれています。流通の革命、すなわち通販の拡大によって町の文具店が全滅してしまうような印象がありますが、こういうところはアスクルやプラスに拍手を贈りたいところですね。今ではコピー用紙をはじめ、封筒や名刺やシャチハタ、印鑑などの文房具や事務用品に限らず、オフィス家具と言われているホワイトボードやパーテーション、さらにはちょっとしたスイーツなど食料品もあり、さらにはメディカル医療品まで、オフィスで需要のあるものならなんでも揃うほどの品揃えになっています。アスクルはアスクルアリーナの法人向け通販サイトという印象が強かったですが、最近では個人向けやSOHO向けにも力を入れるようになり、「ぽちっとアスクル」というインターネット通販サイトをオープンしました。サラリーマンやOLさんなど、いつも勤務先の会社でなにげなく使っていて、よくなじみのあるアスクルが、個人でも利用できるようになると、副業や独立を考えているサラリーマンや、新規に独立、いわゆる「脱サラ」したSOHO個人事業主、それに、子供の進学に合わせて文房具をそろえる必要のあるご家庭などでは、ますます便利になりました。
あの分厚いカタログがなくても、通販サイト「ぽちっとアスクル」で商品を選んでそのままPCで注文できるので、便利です。もちろんパソコンのカタログでは目が疲れるという方には、冊子のカタログも用意されているようです。条件によっては返品もできますので、個人でも安心して注文できます。マスクルには、「アスクルスイート」という、お買い物に応じてポイントが貯まり、そのポイントは用意されたたくさんの選択肢の中から好きな賞品と交換することができるというのも魅力の一つです。このポイントプログラムは、支払いの一部に充てることはできませんので、注意してください。ポイントは自動集計されて、獲得したポイントの確認や賞品交換の申込みは、全てアスクルのインターネットショップサイトから利用することができます。アスクルのポイント制度のユニークなところは、法人向けのアスクルアリーナの場合、同一法人、同一企業内なら、それぞれの部署で獲得したポイントを他部署に譲渡をしたり、他の部署や支店と合算することもできるそうです。社内でのアクティビティ、例えば、会社全社で、部署対抗の運動会やボウリング大会、忘年会や新年会など行うとき、景品に使っても良いですね。ポイント期限は、請求締切日の翌月起算で、18か月後の月末まで有効なので、失効に気をつけて有効に使いましょう。 ちなみに、アスクルに似た業者は他にも、コクヨ系の「カウネット」や、大塚商会の個人向け「P-tano」、同社オフィス向けの「たのめーる」などがあります。いずれも、発注した次の日には届けてくれますし、安いし、返品もできるというところは、アスクルと同様です。というか、アスクルをまねたのですが、いろいろ試して、サービスや品質を比較してみるのも良いですね。